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片倉 純一
炉物理の研究, (36), p.10 - 14, 1987/00
臨界安全性では、従来の炉物理から見て盲点ともなっているような変則的とも言える臨界事象にも注意する必要がある。このような変則的な例として、(1)臨界量と幾何形状及び(2)無限増倍率と実効増倍率について説明する。(1)では、通常、同一の燃料濃度(密度)を持つ燃料の最小臨界質量は球形状で与えられると考えられるのに対し、立方体形状の方が臨界質量が小さくなる場合があることを、実例を上げて例示する。(2)では、無限増倍率の方が実効増倍率よりも通常は、大きいが、ある条件下では逆の場合もあり得ることを例示する。